道の駅 おこっぺ を徹底解剖！おこっぺ牛乳・オホーツクの豊富な海産物など美味しいものが多い街【登録番号29番】

• かつてのJR興部駅跡地につくられた道の駅で資料の展示・車両を改装したホステルなどを併設
• おこっぺ牛乳をはじめチーズなど濃厚かつ上品な味わいの乳製品が有名な酪農の街
• オホーツク海に面しており豊富な海の幸がとれる

網走市から留萌市まで北海道の上の部分を横に横断する国道239号から一本入った場所にある道の駅 おこっぺ。かつては名寄本線のJR興部駅でしたが1989年に廃止され、その跡地にできたのが特徴。今も道の駅の敷地内には車輪や、鉄道の資料などが展示されています。そして最大の見どころは隣接してあるキハ22型気動車。装いを綺麗に改装した上で無料のホステル(簡易宿泊所)に。もちろん、泊まらなくても近くから見ることができます。

また“おこっぺ” といえば “おこっぺ牛乳”に代表されるように乳製品が美味しい酪農の街。チーズ・牛乳・ヨーグルトなど様々なコンテストなど受賞しており、北海道を回ると“おこっぺ牛乳 使用” と書かれているのをよく見かけるほど。加えて、農業だけにとどまらず、オホーツク海に面している興部町は豊富な海産物もとれるのが特徴で美味しいものが沢山。

観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです！

MAP CODE	587 509 045
住所	紋別郡興部町興部1322-21 モンベツグン オコッペチョウ オコッペ1322-21
標高	6ｍ
営業時間	9：00～17：00（11月～4月） 9：00～18：00（5月～10月） ※無料宿泊施設が閉鎖していたら17：00まで 物販 9：00～17：00（4月上旬～10月下旬） 9：30～16：30（11月下旬～3月下旬）
休館日	年末年始（12月31日～1月5日） 物販 毎週月曜日（4月上旬～10月下旬） ※月曜日が祝日の場合は翌日
スタンプ押印可能時間	開館時間に同じ ※休館日は押せません
駐車可能台数	大型：20台　普通車：73（身障者用2）台
登録年月日	平成8年4月16日（1996年）【登録番号29】
併設施設
隣接/近隣観光地 等
最寄りの道の駅	(北西)21km おうむ (南東)29km オホーツク紋別 (南西)30km にしおこっぺ花夢
公式HP	https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/795/
市観光サイト

施設

道の駅施設内

外観

赤いレンガの壁が特徴的な道の駅 おこっぺ。建物は左右に分かれており、分かれたところをアーチ状の屋根で繋げている。右側の大きめの建物がバス待合室・鉄道歴史展示コーナー・24時間トイレが入っており、左側の建物が “おこっぺ物産館”としてお土産物などを販売している建物になります。

バス待合室

道の駅の建物中心にあるアーチ屋根のところの右手の扉が、右側の建物であるバス・鉄道歴史展示コーナーがある建物の入り口です。こちらの建物は24時間トイレの入り口である建物側面から入ることができる入り口からもつながっています。建物入ってすぐに広がっているのは、バスの待合室として待つことのできる場所。開放的な空間でガラス張りの窓が直腸的で電気のいい日は明るく公園の緑をゆったり眺めることもでき気持ちのいい空間でした。

鉄道歴史展示コーナー

先ほどのバス待合所の奥、道の駅のカウンター隣の道へ進むとある鉄道歴史展示コーナー。1989年に廃線となった名寄本線の歴史・当時のレール・キップへ日付を刻印する機械など今では見ない面白いものが見ることができます。また、今は自動改札機となり見なくなりましたがカチカチと切符を切るために駅員さんが改札で鳴らしていた改札ハサミなども必見。

おこっぺ物産館

道の駅の建物中心にあるアーチ屋根のところの左手の扉、位置の駅の入り口の向かい側にある建物が、おこっぺ物産館。おこっぺ牛乳を使用したアイス・牛乳などを含めた乳製品を買うことができます。加えて、海産加工品・お土産・ハムなどの興部町ならではの特産品を買うことができお土産も充実でした。

道の駅併設施設

ルゴーサ・エクスプレス

道の駅建物の横をとおり、公園の奥へと進むと右手に見える二両編成の電車が “ルゴーサ・エクスプレス”。キハ22形気動車を静態保存し、外装などを緑とオレンジが特徴的な外観にした。そして側面と先頭に町花である “はまなす” をあしらった休憩所とホステル(簡易宿泊所)として開放しています。ホステルの利用料金はなんと無料で道の駅で泊まりたい旨を言って必要事項を書けばOK。5月から10月末まで利用できます。洗濯機・和式トイレ・洗面台などが設置されており便利。おまけにお風呂に関しては道の駅の駐車場すぐ横に“興部町公衆浴場”があります。

※2021年・2022年などに訪れたときはコロナ禍の影響で休憩所・宿泊所は閉鎖されていましたが、2023年に訪れた時には再開していました。