北海道最初の道の駅 三笠を徹底解剖!【登録番号1】

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  • 北海道で一番最初に登録された道の駅
  • 日本一のアンモナイト博物館「三笠市立博物館」
  • 鉄道好き必見 走るSL車両を見られる「三笠鉄道記念館」

札幌から富良野へ抜ける中継地点であり、人気観光エリアでもある「道の駅 三笠」を詳しく紹介!

観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです!

目次 (読みたい場所をタップ)

道の駅 基本情報

MAP CODE180 276 299
住所三笠市岡山1056番地1
ミカサシ オカヤマ 1056バンチ 1
標高24m
営業時間道の駅   8:30~17:00
売店    9:00~18:00(4月~9月)
      9:00~17:00(10月~3月)
レストラン 11:00~23:00
休館日毎週月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日
年末年始(12月30日~1月4日)
※レストラン(ラーメンだるまや)は不定休
スタンプ押印可能時間開館時間に同じ
※ラーメンだるまや開店中はスタンプの押印ができます
駐車可能台数大型:13台 普通車:202(身障者用2)台
登録年月日平成5年4月22日(1993年)【登録番号1】
併設施設屋外売店棟「食の倉」
三笠温泉 太古の湯
隣接/近隣観光地 等イオンスーパーセンター三笠店 (隣接)
三笠鉄道記念館
三笠市立博物館 
最寄りの道の駅北)ハウスヤルビ奈井江23km つるぬま29km
(西南)しんしのつ18km
(南)マオイの丘公園40km
(北西)あいろーど厚田50km
公式HPhttps://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/172/
市観光サイトhttps://www.city.mikasa.hokkaido.jp/sightseeing/
季節や情勢によって開館時間等が変わっている場合があります。
詳細は公式ホームページをご覧ください

施設

道の駅施設内

外観

北海道を貫く国道12号線に面しており、札幌からも近く富良野へ抜ける中継地点でもあることから一年中混雑している道の駅です。駅舎入口にアンモナイトの化石と大きな石炭があります。化石の町・炭鉱町として栄えた歴史のある三笠ならでは!日付入りの写真が撮れる記念撮影スペースがあるので行った記念に是非!

市観光協会

特産品やパンフレットが並んでおり、オススメのスポットなどを知ることができます。
三笠の特産品を見に立ち寄り、面白い場所・訪れたい居場所を調べるのに最適です!

ラーメン だるまや 三笠店

北海道ならではのちぢれ麺を使ったラーメンが美味しいお店。地元の方も多く食べに来ます。
11:00-23:00まで開いているので遅く到着しても安心。
お昼も夜もお腹いっぱいに食べられるので道の駅 三笠を訪れたら必ず食べに入りたい場所です。

道の駅併設施設

屋外売店 「食の蔵」

地元の名産品・野菜・焼き立てパンやお弁当 等の軽食など充実しており、7店舗が並んでいます。
休憩スペースが設けられており、買ったお弁当などをすぐに食べることもできます。是非のぞいてみてください。
私が訪れた際は美味しそうなメロンや野菜がいっぱい並んでいました!

移動販売車 「焼き鳥 くいしんぼう」

いつも行列で人が絶えない焼き鳥屋さん。開店前(10時前)からすでに行列、焼いてる匂いに食欲がそそられます!訪れた日は15人以上並んでいました。一番人気の焼き鳥は1家族 20本まで。1本 160円から買えます!(2023年現在)
売り切れ次第その日の営業終了の為、要注意!
祝日などの混雑が予想される日はトラック後ろにテントを増設し焼き鳥をどんどん焼いてる姿を見ることができます。

サンファーム三笠農業資料館

道の駅 三笠と隣接、道路を挟み大型車が止められる駐車場側に一際目立つ直径10mの巨大水車の建物が三笠農業資料館。
三笠で使用されていた農機具約100点が収蔵されており無料で見ることができます。冬期間は閉館
2023年9月時点では “設備不良のため閉館しています。”と張り紙がありました。開館しているかは巨大水車を見がてら行ってみてください。

オススメグルメ / お土産

オススメグルメ

道の駅 三笠を訪れたら絶対に食べてほしい一押しフードは「焼き鳥 くいしんぼう」の焼き鳥(1本 160円)。
まず串のお肉が大きく、その合間に玉ねぎが4分の1カット(?)刺さっており1本のしっかりした重みにまず驚くこと間違いなし!
味は言うまでもなくジューシで美味しいためご飯が欲しくなります。

オススメのお土産

三笠といえば炭鉱、アンモナイトのイメージがありますが、ふるさと納税の返礼品にもなるほど玉ねぎも有名です。そんな玉ねぎを生かしたサクサクの“たまねぎパイ” 6枚入り700円(2023年7月時点)がオススメ!玉ねぎ丸ごとを使用しているからかサクサク食感と香ばしさが病みつきになるパイです。

最寄りの買い物施設

24時間営業のセブンイレブンが道の駅の駐車場内にあります。また、イオンが道路を挟み隣接した場所にあり非常に利便性が高い道の駅です。
加えて、イオン駐車場内にはガソリンスタンド(ENEOS)もあります。

スタンプラリー

スタンプ

スタンプ押印可能時間8:30〜17:00
※ラーメンだるまや開店中11:00〜23:00(不定休)は押せます

スタンプの置いてある場所

正面入口を入ったのち、ラーメンだるまやを右手に少し奥に進みます。すると右側(写真赤枠部分)にスタンプがおいてあります。道の駅の営業時間と、ラーメンだるまやが開店している日は遅くまで押すことができるのが嬉しいですね。

また、三笠市観光協会内にもスタンプ台の設置があります。

近くの観光地 / 道の駅

周辺の観光地

三笠市立博物館

三笠鉄道記念館

クロフォード公園

最寄りの道の駅

(北) 道の駅 ハウスヤルビ奈井江(23km)

(北) 道の駅 つるぬま(29km)

(西南) 道の駅 しんしのつ(18km)

(南) 道の駅 マオイの丘公園(40km)

(北西) 道の駅 あいろーど厚田(50km)

ちょっとした豆知識コーナー

位置と交通

三笠市はかつて炭鉱で栄え、日本一のアンモナイト博物館を有しており道央エリアの空知総合振興局に属する。札幌から富良野へ抜ける中間点にあり、札幌・旭川・新千歳空港 等へ1時間圏内とアクセスしやすい。炭鉱史跡、アンモナイトを含め、エゾミカサリュウなど多くの化石を産出しており、市全域で地球科学(地学)的な価値を持つ遺産ジオパークとして認められている。ジオパークのキャッチフレーズは、「さあ行こう!一億年時間旅行へ」。三笠市立博物館の裏にある道を歩くだけでも地球の悠久の流れを感じることができる。鉄道は昭和62年(1987)まで幌内線が走っていたが、現在は走っていない。

地名の語源

三笠市の由来は、当時市内にあった空知集治監裏の山が「三笠山」と呼ばれていた事から。

歴史

三笠市の歴史は、現在ジオパークに認定されている理由ともつながる恐竜が地球上に存在していた白亜紀から始まる。白亜紀は、生物多様性が爆発的に増えたとされるカンブリア爆発が位置する古生代(約5億4100万年前〜約2億5190万年前)の後に位置する中生代(約2億5217万年前〜約6600万年前)の最後の時代。具体的に白亜紀は1億4500万年前から6600万年前を指す。当時、三笠市は海の下にあり現在化石が発掘されているアンモナイト・エゾミカサリュウ 等が生息していた。

時は流れ、地殻変動をへて海の下から地上へと隆起(地面が上に上昇すること)し現在の形となる。明治元年(1868)に幌内にて石炭が発見され、明治12年(1879)に幌内炭鉱が開坑。これは本格的な坑内堀炭鉱としては北海道初である。それに伴い人が増え、明治15年(1882)に市来知村が開村した。同時に空知集治監(刑務所)が設置され、石炭輸送を目的とした鉄道が北海道で初めて開通。その後、明治19年(1886)に幾春別炭坑も開坑し日本の発展を大きく支える近代炭鉱の先駆けとなる。明治39年(1906)に市来知(いちきしり)・幌内(ほろない)・幾春別(いくしゅんべつ)の3村を合併し村を新設することとなり空知集治監裏の山が「三笠山」と呼ばれていた事から「三笠山村」とし現在の三笠市の由来となった。

石炭から石油へのエネルギー革命の影響を受け、昭和46年(1971)に住友奔別炭鉱(すみともぽんべつたんこう)閉山が皮切りとなり平成元年(1989)の幌内炭鉱閉山を最後に炭鉱の歴史を締めくくった。人口においては、昭和35年(1960)の63,360人をピークに炭鉱閉山とともに人口は大きく減ることとなった。平成24年(2012)に人口1万人を割り、令和2年(2020)時点で8,000人ほどとなっている。補足として、住友奔別炭鉱閉山時に三笠市より転出数は1万人を超えた。

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