- 積丹半島の付け根にある町 岩内町
- 北海道で初めてスケトウダラ延縄漁を始めた地で、マスコットキャラクター“たら丸”は必見
- 日本のアスパラガス発祥の地
積丹半島の左側付け根にある岩内町にある道の駅 いわない。江差町から苫小牧につながる国道276号、同じく江差町から積丹半島を回って小樽市につながる国道229号が通っている。北海道で初めてスケトウダラ延縄漁(はえなわりょう)を始め、昭和には全国一のスケトウダラの加工地となった。実は北海道民なら知る人ぞ知るスケトウダラの白子を使ったカマボコ「たつかま」も有名。現在は、漁獲量の減少などから「たつかま」は1店舗のみしか作っていないため必食。そんな特産品スケトウダラのマスコットキャラクター「たら丸」と、双子の妹「べに子」、弟の「びん助」は岩内町の至る所で見る事ができ、カントリーサインにも採用。
また、日本のアスパラガス発祥の地でもあり、下田喜久三博士によって初めて栽培に成功し日本全国へと広がっています。
観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです!
道の駅 基本情報
MAP CODE | 398 812 643 |
住所 | 岩内郡岩内町万代47-4 イワナイグン イワナイチョウ マンダイ 47-4 |
標高 | 2m |
営業時間 | 9:00~18:00(4月~10月) 9:00~17:00(11月~3月) |
休館日 | 毎週月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日 ※ただし、4月最終週月曜日~10月31日の期間は無休 年末年始(12月31日~1月3日) |
スタンプ押印可能時間 | 開館時間に同じ ※休館日は押せません |
駐車可能台数 | 大型:8台 普通車:94(身障者用4)台 |
登録年月日 | 平成5年4月22日(1993年)【登録番号14】 |
併設施設 | |
隣接/近隣観光地 等 | 木田金次郎美術館 荒井記念美術館 円山展望台 |
最寄りの道の駅 | (北東)41km スペース・アップルよいち ( 東 )40km あかいがわ (南東)40km 名水の郷きょうごく (南西)18km シェルプラザ・港 (北西)29km オスコイ!かもえない |
公式HP | https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/499/ |
市観光サイト | https://www.iwanai-kanko.jp/ |
詳細は公式ホームページをご覧ください
施設
道の駅施設内
外観
全体的に灰色のコンクリートが目立つ道の駅 いわない。白いヨットの帆のような三角形の屋根を持つ建物が道の駅の売店、スタンプ台が設置されている建物になります。
※こちらの建物にはトイレは設置されていません。トイレに行きたい方は100mほど離れた場所に“マリンパーク さわやかトイレ”が設置されています。道の駅前の道路脇の植栽に下記画像の“トイレ→”のような看板があるので矢印に従っていくと見つかると思います。
※こちらの道の駅は駐車場が見つけにくいです。道の駅裏手にある4台止められる駐車場がありますが、道の駅利用者専用の駐車場で込み合っているときなどは埋まっていることが多いです。初めて訪れる方は迷うのでご注意を…。
道の駅前の道路挟んで交番の前が1つ目の駐車場です。こちらは何回か訪れた印象ですが空いてないことが多いです。
2つ目の駐車場は、木田金次郎美術館前の道の駅より130mほど離れた位置にある駐車場です。こちらは空いてる事が多いです。ただ、道の駅などでイベントが行われている時は、こちらも満車のことがあるのでご注意を…..。
3つめの駐車場は、道の駅から徒歩で2~3分ほどの道の駅裏手の4台ある駐車場側を通り越した位置にあります。こちらは結構広いようにおもいました。
道の駅併設施設
オススメグルメ / お土産
オススメグルメ
オススメのお土産
オススメのお土産は、“たら丸せんべい”。このお菓子の表装に描かれている“たら丸”は昭和60年(1980)に生まれたマスコットキャラクターでテレビにも紹介されたことのある愛され続けるキャラクター。岩内市がスケトウダラ延縄漁(はえなわりょう)発祥の地であり特産品であることからスケトウダラをイメージしたキャラクターで、日本のアスパラガス発祥の地であり同じく特産品であるアスパラガスを持っています。
このお菓子以外にも、ぬいぐるみから様々なグッズもお土産に最適。また、街中を歩くと至る所に“たら丸”を見つけられるのでお土産買いがてら散策してみてください。
※延縄漁とは、一本の長い縄(幹縄(みきなわ))に、たくさんの糸と釣り針(枝縄(えだなわ))をつけて行う漁のやり方
(農林水産省より画像参照)
最寄りの買い物施設
道の駅より130mほど離れたところに、セイコーマート 岩内万代店があります。大きい町なので、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンも。道の駅からは2kmほど離れた位置にはマックスバリューもあるので買い物に困る事はないです。
スタンプラリー
スタンプ
スタンプ押印可能時間 | 開館時間に同じ ※休館日は押せません 9:00~18:00(4月~10月) 9:00~17:00(11月~3月) |
スタンプの置いてある場所
2024年度最新
2024年のスタンプの位置は入り口をはいり、すぐ右手の位置へと変更になっていました。元々の位置には、岩内町出身の力士 “一山本 大生関”さんの等身大パネルが設置されていました。
2023年度時点
道の駅はいって左手に岩内町出身のお相撲さんのパネルなどをみつつ少し進み、レジカウンター横にスタンプ台が置いてあります。上記写真のコンクリートの柱の場所になります。
近くの観光地 / 道の駅
周辺の観光地
木田金次郎美術館
荒井記念美術館
円山展望台
最寄りの道の駅
(北東) 道の駅 スペース・アップルよいち(41km)
( 東 ) 道の駅 あかいがわ(40km)
(南東) 道の駅 名水の郷きょうごく(40km)
(南西) 道の駅 シェルプラザ・港(18km)
(北西) 道の駅 オスコイ!かもえない(29km)
ちょっとした豆知識コーナー
位置と交通
町を通る国道は276号と229号。国道276号は、北海道の尻尾などと表現される道南 松前半島の付け根で日本一(?)ちいさい道の駅がある江差から北へ積丹半島の付け根の岩内町を通り、東南方向の苫小牧市まで繋がる約324kmの一般国道。
国道229号は、日本海追分ソーランラインとも国道228号と、国道5号とともに呼ばれる。この道路も上記国道276号と同じく江差町から始まり北へと進み岩内町をとおる。その後は積丹半島を海沿いに回り小樽市へとつながる。日本海沿岸を通行するルートが多く、奇岩などが続く絶景の定番ドライブルート。
トンネルが日本一多い国道としても知られており、76本掘られている。一方、通行に危険な箇所が現在もあり、ルート変更や新トンネルの建造など改良が続けられているルートである。実際、平成8年(1996)に発生した豊浜トンネル岩盤崩落事故、平成9年に発生した第2白糸トンネル崩落事故などがある。また現時点では、国道229号沿いである乙部町の道の駅 ルート229元和台近く乙部町烏山〜乙部町館浦区間では2021年に発生した土砂崩落により2024年現在も不通区間が発生するなどもしている。道の駅 江差から、ルート229元和台区間の道路。(※迂回路がある為、アクセスできないわけではありません。町道館浦烏山線)
また、“坊ちゃん” “我輩は猫である”などで有名な夏目漱石が明治25年(1892)から大正3年(1914)の22年間岩内に戸籍だけ移している。この理由については諸説あるが、一説によれば当時北海道民になれば徴兵を免除されていた事から徴兵逃れのために戸籍を移転させたという説が有名。その背景として、当時大学生であれば兵役を26歳まで免除し猶予期間を与えるとされており、その猶予期限が切れる寸前となる26歳に戸籍を北海道岩内へ動かしている事から。また、当時満20歳から40歳までの男子に兵籍に登録されていた事から徴兵を受ける可能性のある期間+αしっかり戸籍を移転させている。加えて、夏目漱石本人が北海道に一度も訪れた事がないことも上記説が唱えられる要因となっている。しかし、本人が上記について書き残すなどをしていない。そのため、状況から推測されるのみで実際のところどうであったかについては不明。また、何故岩内町を選んだのかについてもわかっていない。
地名の語源