道の駅 オホーツク紋別 を徹底解剖！-20度の厳冬体験ができる施設併設の道の駅 【登録番号22番】

• 流氷迫るオホーツク海が眼前に広がり、年々上がる気温と減る流氷を視覚で見られる道の駅
• 1万年以上も前の縄文時代から続く歴史 各時代の生活の痕跡が残されている地 オムサロ遺跡公園
• 東洋一と称えられた鉱山と、北海道開拓と歩んだ独特な駅逓所の歴史を伝える上藻別駅逓所(鴻之舞金山資料館)

日本海側留萌市よりオホーツク海側の紋別市・網走市へと抜ける国道239号線に程近く、冬になれば流氷迫るオホーツク海が眼前に広がる道の駅 オホーツク紋別。年々上がる気温と減ってゆく流氷を視覚で見る事ができる展示をはじめ、-20度の寒さを体感し流氷ができる過程などを知る事ができる “北海道オホーツク 流氷科学センター「GIZA」”が道の駅の建物内に併設されるなど見所が満載。

また、紋別市は1万年以上も前の縄文時代より人が住んでおり、各時代の生活の痕跡が残されているオムサロ遺跡公園も。北海道は縄文時代以降は稲作が入ってきた本州とは違った文化形成を行っている為、違いを体感できるのが面白いかも。

観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです！

MAP CODE	801 585 159
住所	紋別市元紋別11 モンベツシ モトモンベツ11
標高	7ｍ
営業時間	9：00〜17：00
休館日	毎週月曜日※祝日を除く 年末年始（12月29日〜1月3日） 無休（1月4日〜3月31日）
スタンプ押印可能時間	24時間押印可能 ※24時間トイレ「サワヤカーL」（駐車場内）に設置
駐車可能台数	大型：10台　普通車：120（身障者用2）台
登録年月日	平成7年4月11日（1995年）【登録番号22】
併設施設
隣接/近隣観光地 等	北海道オホーツク 流氷科学センター「GIZA」(道の駅併設) 氷海展望塔 オホーツクタワー オホーツクとっかりセンター 紋別市立博物館・まちなか芸術館 上藻別駅逓所（鴻之舞金山資料館） オムサロ遺跡公園
最寄りの道の駅	(南東)28km かみゆうべつ温泉チューリップの湯　 (南東)39km愛ランド湧別      (南東)49km遠軽 森のオホーツク (南西)32km 香りの里たきのうえ (北西)29km おこっぺ　　 (北西)48kmおうむ
公式HP	https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/626/
市観光サイト

施設

道の駅施設内

外観

流氷を思わせる青いガラスと、白の壁が目を引く外観の道の駅 オホーツク紋別。こちらは道の駅の案内所や、お土産などの売店が入っています。加えて、-20度の厳冬体験をしながら実際の流氷に触れる事ができ、流氷ができるメカニズム、オホーツク海の豊かで雄大な自然を見る事ができるドームシアターなどを持つ博物館 “北海道オホーツク 流氷科学センター「GIZA」”があります。こちらの建物の正面入り口前に設置されている青とオレンジの棒グラフのようなオブジェは必見。年々上がる気温と、減ってゆく流氷を視覚的に見る事ができる立体的なオブジェです。

オホーツク流氷科学センター「GIZA」

道の駅正面入り口を入ると流氷・北度45度ラインに暮らす民族衣装をきた人形・シロクマがお出迎えしてくれるのを見つつ、左手に進むとチケットカウンターがありチケット代金を支払って体験できる施設 “オホーツク流氷科学センター「GIZA」”。ドームシアターで迫力あるオホーツクの雄大な自然である流氷迫る景色などを見る方はチケットを買う際にドームシアターも体験できるチケットを買うのがオススメ。常設展示+ドームシアターのセット料金で一般750円、高校・大学生であれば250円(2023年時点)。

常設展示では厳冬体験として-20度の極寒体験をはじめとして、クリオネ、流氷ができるメカニズム、南極探査の記録・砕氷船 ガリンコ号の模型など見所満載。厳冬体験をされる方は、入る前にコートを借りられるので絶対に借りることをオススメ。真夏の暑い日に借りずに入った所、入り口で寒すぎてすぐに引き返すほどに極寒です。

おみやげ・特産品 北海道オホーツク村

紋別ならではの特産品・お土産・キャラクターグッズなどを販売している “北海道オホーツク村”。売店の入り口に木で作られた人が「ようこそ 道の駅 紋別へ」と迎えてくれます。こちらでは飲み物や、紋別産 ごろごろホタテメンチなど小腹を満たすものも購入可能。また、紋別市のゆるキャラ あざらしの “紋太” くんが描かれているお土産なども多くあるので必見。

3階 展望室

こちらの展望室からは、道の駅前に広がるオホーツク海の綺麗な景色を見る事ができます。また、氷海展望塔 オホーツクタワーも見えます。

道の駅併設施設

アムールへの架け橋

道の駅前に設置された建築物 “アムールへの架け橋”。階段を登った先に鐘が設置されており鳴らす事ができます。名前にもなっている「アムール」は中国・モンゴル・ロシアを流れる大きな川 “アムール川”を示しています。アムール川はオホーツク海に多くの淡水を供給し、海の塩分濃度を低くする為に海が凍り流氷となる流氷の生みの親。その流氷は多くのプランクトンなどを含み、オホーツク海特有の豊かな水産資源を支える助けになっています。そしてそのアムール川河口の方角を向いて作られた建築物が “アムールへの架け橋”。約1000km離れた流氷が生まれた地と、自然の神秘に思いを馳せながら鐘を鳴らしてみてください。