道の駅 南ふらの を徹底解剖「不朽の名作”鉄道員”が生まれた地」【登録番号3番】

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  • 幻の魚 いとうが見られる道の駅
  • 不朽の名作 “鉄道員(ぽっぽや)”の駅 JR幾寅駅(幌舞駅)
  • 自然豊かでアウトドアを楽しめる かなやま湖

町の中心に人造湖 かなやま湖があり、実に森林が9割を占める南富良野町。カヌー、キャンプなどアウトドアに最適な場所。映画 “鉄道員”にて高倉健さんが駅長を務めた駅は必見ポイント

改修を行い2024年度に全面開業を行う。

観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです!

目次 (読みたい場所をタップ)

道の駅 基本情報

MAP CODE550 324 065
住所空知郡南富良野町幾寅687番地 (国道38号沿い)
ソラチグン ミナミフラノチョウ イクトラ 687バンチ
標高352m
営業時間9:00~19:00(6月~9月)  
9:00~17:00(10月~5月)
休館日年末年始(12月31日~1月2日) ※秋期に臨時休館の場合あり
スタンプ押印可能時間開館時間に同じ ※休館日は押せません
駐車可能台数大型:10台 普通車:74(身障者用2)台
登録年月日平成5年4月22日(1993年)【登録番号3】
併設施設モンベル南富良野店(隣接)
森のパン屋
隣接/近隣観光地 等◎鉄道員(ぽっぽや)ロケ地 幌舞駅
◎かなやま湖
最寄りの道の駅(  北  )66km びえい「白金ビルケ」
(  東  )50km しかおい
(  東  )53km うりまく
(南西)40km 自然体感しむかっぷ
公式HP
市観光サイト
季節や情勢によって開館時間等が変わっている場合があります。
詳細は公式ホームページをご覧ください

施設

道の駅施設内

外観

遠目では体育館にも見えるカヌーの船首をイメージした外観。mont-bell(モンベル)南富良野店の左にある。施設はいって正面に幻の魚“いとう”がおよぐ水槽を見ることができる。水槽右手側が南富良野まちづくり観光協会で、左手側が特産品などが並ぶ売店となっている。

南富良野まちづくり観光協会

こちらの南富良野まちづくり観光協会にてクロスバイクのレンタルをすることができます。かなやま湖、ラベンダーなどを自然を楽しむサイクリングを行えますよ!

道の駅併設施設

mont-bell(モンベル) 南富良野店

南富良野産の木材で建設されており、木と石が非常に目立つ建物がmont-bell。道の駅の右手に位置。複合商業施設として施設右手側にはレストラン「メープル」を含め、6店舗のフードコートも併設されており何回訪れても新たな発見があります。フードコートはいつも混んでおり、どの店舗も美味しそうで目移りしてしまいます。

なんぷ〜香房 森のパン屋

地元の方にも人気でオープン前から多くの人が待っていることが多い人気のパン屋。筆者が訪れた日も既に完売。リーズナブルかつ、美味しいパンで売り切れるのも納得です。買いたい方は早めに訪れた方が良いです!10時30分開店 月曜日定休日(祝日の場合は翌平日が休み)

オススメグルメ / お土産

オススメグルメ

4月下旬から10月上旬まで限定(?)かつ、数量限定の南富良野産ハスカップソースをのせたソフトクリームがオススメ!甘酸っぱいハスカップソースと、濃厚なソフトクリームの相性が最高です。毎回訪れるたびに食べてしまいます。

オススメのお土産

オススメお土産は、道の駅南ふらの限定商品の「南ふらのチップス」。売店では厳選された北海道産男爵芋を使用したバタじゃがが特に目を引きます。そんなバタじゃがを買いつつ追加でオススメな商品が上記商品。美味しいじゃがいもを使用して作ったポテトチップスは美味しいこと間違いなし。ポテトそのものの味を感じられるのがオススメポイントです。

最寄りの買い物施設

道の駅 南ふらの より徒歩6分圏内にセイコーマート、徒歩15分圏内にセブンイレブンもあります。

スタンプラリー

スタンプ

スタンプ押印可能時間開館時間に同じ ※休館日は押せません
9:00~19:00(6月~9月)
9:00~17:00(10月~5月)

スタンプの置いてある場所

入口を入り正面に見える大きな水槽左手、上記写真の赤枠にスタンプ台があります。

近くの観光地 / 道の駅

周辺の観光地

鉄道員(ぽっぽや)ロケ地 幌舞駅

かなやま湖

最寄りの道の駅

(  北  )道の駅 びえい「白金ビルケ」(66km)

(  東  )道の駅 しかおい(50km)

(  東  )道の駅 うりまく(53km)

(南西)道の駅 自然体感しむかっぷ(40km)

ちょっとした豆知識コーナー

位置と交通

南富良野町は、ラベンダーと「北の国から」で有名な富良野市の南東方向に位置。根室本線が通っており、高倉健主演の普及の名作 “鉄道員(ぽっぽや)” の舞台となったJR幾寅駅がある。劇中では終着駅 幌舞駅として描かれており、廃止寸前のローカル線の駅長を中心に物語が展開する。

劇中では廃線が決定されていたが、現実では帯広から富良野へつなぐ交通路である。ただ残念なことに、2016年8月台風10号の影響により幾寅駅から富良野方面へ1駅の東鹿越駅から、帯広方面へ2駅の新得駅区間が被災し不通区間となった為バスによる代行輸送を2023年現在まで行ってきた。それも2024年3月末をもって富良野〜新得間廃止に伴い幾寅駅は駅としての機能を失う(廃駅)。2024年3月末までは記念切符を購入できる為、廃止になる前に絶対に手に入れておきたい。

幾寅駅自体は駅機能を失った後、現状駅舎をどうするかは決まっていないようである。が、今後も鉄路の記憶と、鉄道員のロケ地としての重要な観光資源であり残せるならば残したいとの方針

※災害の重大被害ポイントは幾寅より帯広側へ1駅の落合近辺に集中しており幾寅駅自体は列車自体は入構できなくはない。ただ単式ホーム(1本の線路とホーム)のため交換設備(列車がすれ違える設備と信号機等)がなく折り返せないため現状は東鹿越駅までの運行となっている。

現状は代行バスを東鹿越駅もしくは新得駅よりバスへ乗り換え幾寅駅へ向かうことができる。東鹿越より幾寅駅は250円。新得駅より幾寅駅は860円

2024年4月1日追記
2024年3月31日 午後8時25分に最終列車が幾寅駅最寄りの東鹿越駅を出発し、午後9時17分富良野駅へ到着。これにより根室本線 富良野〜新得間 総距離81.7kmは廃線。幾寅駅も廃駅。明治40年(1907)開通以来、117年の歴史に幕を下ろした。

地名の語源

南富良野町は、富良野の南に位置する事から明治41年(1908)に南富良野と名付けられた。富良野はアイヌ語でフラヌイ(においのするところ)、フラヌ(赤色の溶岩や焼石が沢山あるところ)に由来する ※諸説あり。富良野北東部の十勝岳は火山群であり硫黄が噴出していた事からフラヌイ、もしくは火山由来の溶岩・焼石からフラヌとなったのが有力

歴史

明治24年(1891)に砂金採集者により開発が始まる。明治35年(1902)に幾寅駅が開業。大正8年(1919)に南富良野村(南富良野と占冠を含む)となり、昭和7年(1932)に南富良野と占冠が分離し南富良野村として独立をする。昭和42年(1967)年に南富良野町となる。現在の人口は約2300名

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