- 2022年に新しく現在地に移転し広くより魅力ある道の駅へ
- NHK連続テレビ小説「なつぞら」のロケセットと撮影に実際に使用した小道具などがみられる
- 北海道内の町村の中で最も人口が多い町
帯広市の北側にある音更町を通る道東自動車道の音更帯広インターチェンジから南側へ約1kmにある道の駅 おとふけ。1996年から開業していた場所は2022年に閉鎖し、現在の位置に移転しました。以前の道の駅と比べてレストランの数が一気に増え、広くより魅力ある道の駅に変身。
この移転に伴って住所も今までの“下音更北”から“なつぞら”へと変えるなど力を入れています。そんな道の駅にはNHK連続テレビ小説「なつぞら」のセットを模した建物があり十勝を舞台にした「なつぞら」の世界観を感じることができます。建物内部にも入ることができ、撮影に実際に使用された小道具・机など大切に展示されている為必見。
道の駅の隣には「なつぞら」で要所要所で出てきた菓子処 雪月のモデルの1つではないかといわれる柳月もあり、工場見学・お菓子を買うなど家族で楽しめる場所がいっぱい。
2022年4月に現在の位置に移動しました。ナビの製造年などによっては車のナビなどで検索した際、旧道の駅の場所に案内される事があります。また、道の駅移転に伴って住所名称が変わっているためスタンプ帳など記載の住所を入力しても検索に出ない場合があります。出ない場合は下記のグーグルマップなどを参照してナビの設定をするのがオススメ。
住所を入力する場合は “音更町下音更北9線西16番地1”を入力してください。
※2024年6月より営業時間を18時から19時へと変更。並びに、冬季の月曜休館などがなくなり年末年始のみとなりました。
観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです!
道の駅 基本情報
MAP CODE | 124 802 608 |
住所 | 河東郡音更町なつぞら2番地 カトウグン オトフケチョウ ナツゾラ 2バンチ |
標高 | 57m |
営業時間 | 9:00〜19:00 |
休館日 | 年末年始(12月31日〜1月3日) ※「なつぞらエリア」は冬期間休業 |
スタンプ押印可能時間 | 開館時間に同じ ※休館日は押せません |
駐車可能台数 | 大型:22台 普通車:262(身障者用4台、車中泊専用12台、電気自動車充電設備2台を含む)台 |
登録年月日 | 平成8年4月16日(1996年)【登録番号31】 |
併設施設 | |
隣接/近隣観光地 等 | |
最寄りの道の駅 | ( 北 )21km ピア21しほろ ( 北 )32km かみしほろ (北東)34km しほろ温泉 (北東)47km ステラ★ほんべつ (南東)14km ガーデンスパ十勝川温泉 (北西)26km しかおい (北西)33km うりまく |
公式HP | https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/825/ |
市観光サイト | |
ドッグラン | 有 |
詳細は公式ホームページをご覧ください
施設
道の駅施設内
外観
白い壁が特徴的な道の駅 おとふけ なつぞらのふる里。2022年4月に現在の位置へ移転しリニューアルオープンをしただけあって以前に比べ非常に大きく、綺麗に生まれ変わりました。建物の形は“コ”の字型になっており、北海道の道の駅の中でも特徴的。コのへこんだ部分では座る場所が用意されていたり、時期によっては猿回しが見れることも。加えて、その中庭部分で注目してほしいのは道の駅の看板がついた鉄道の信号ポールと、音更大袖振大豆のキャラクター“おおそでくん”。訪れた多くの人が記念写真を必ず撮っているフォトポイントです。
SKYPIEA
道の駅の建物正面より右手側、道の駅の入口と24時間トイレの入口の間にあるSKYPIEA。建物側面にあるテイクアウトで美味しい中札内田舎どりを使用した骨付き唐揚げ(骨無しも有)・よつ葉ソフトクリームなどを提供している店舗。中札内田舎どりを食べられる道の駅は “なかさつない” “ガーデンスパ十勝川温泉”と ここ “おとふけ”の3か所。各店舗別々の会社が営業しているが、どこのお店も本当においしいのでオススメ。
みちます
美味しいパンが多く並ぶ場所 “みちます”。道の駅の右側部分の入口を入ってすぐにあるパン屋さんです。入った瞬間にいい匂いがするので惹き寄せられてしまいます。魅力的なパンはもちろん、見てほしいですが…ここで絶対に見てほしいのが店の左横の通路に置かれているパンでできたリース!食品サンプルかと思いますが、実際は全て本物のパンで作成されたリースなんです。北海道の他の道の駅では見ることができない物なので是非探してみてください。
茶屋 Green
帯広市内で人気のお店が道の駅に出店。上のパン屋さん“みちます”の横にある通路を挟んであるお店です。和風コンセプトの茶屋で、メニューを見ると和を感じられる ほうじ茶などの味の商品が目に飛び込んできます。どれも美味しそうで食後のデザートや、おやつに最適。
キッズコーナー
上記写真のエリアは3歳以上の子供を対象にしたキッズコーナー。通路を挟んで向かい側には3歳以下の子供も遊べる開放的なキッズエリアも完備しています。
まず、3歳以下のエリアでは怪我などしにくい柔らかい緑色のマットが敷かれています。そして、マットの周りには座る椅子が用意されており遊んでいる姿をしっかりとみることができます。
次に上記写真の3歳以上の子供用遊具は靴を脱いで遊ぶエリアになっており、木製のジャングルジムなど手足が喜ぶ遊び場。もちろん、こちらにもベンチが設置されており子供が遊んでいる姿を座りながらしっかり見ることができます。
うどん麦笑 壱咲(むぎわら いちえ)
道の駅右手側の入口を入ってまっすぐ奥まで進んだところにある飲食店が横一列に並んでいる場所の中で一番右側にある“うどん 麦笑 -壱咲-”。実は音更町から車で東へ約40分の池田町にある人気店の2号店。うどんは釜揚げで、一切ゆでおきもしない為常に美味しいうどんが食べられます。
そばや 然(ぜん)
うどん麦笑 壱咲の左にある“そばや 然”。右側の入口入ってすぐから正面に見えているお店です。日本そばをもっとカジュアルにという考えのもと提供されるそばは“十勝海霧そば”を特注製粉・製麺したものだそう。地元十勝の食材を使用した美味しいそばを食べられます。十勝海霧そばは、畑が海霧に包まれることから名づけられた蕎麦で風味がよいのが特徴なので蕎麦好きの人に特にオススメ。
Ramen FUJI
先ほどのそばや 然の左にある“らぁめん 藤”。こちらは地元音更で長く愛されていた店舗が道の駅へ移転し開業。麺・スープ・具材など地元の素材の良さを引き出したラーメン。様々なメニューがありますが、特に面白いのはブロッコリー麺や“おとふけたっぷりチャーシューメン”。どれも美味しそうでメニューの前で悩んでしまいます。
豚丼のぶたはげ
Ramen Fujiの隣にあるゴジラや、ピアノなどのスペースを挟んで左にある“豚丼のぶたはげ”。最短で向かうなら、道の駅左側の農産物等販売所 なつぞら市場側の入口から入って向かうのがオススメ。豚丼といえば帯広名物で絶対に食べておきたい一杯。甘めのタレがついた香ばしい豚肉が白米の上にのって奇跡のコラボで箸が止まりません。持ち帰りもできるので場面にあわせ、フードコートで食べるもよし車や移動先で食べるも良しの一杯です。
洋食 Petit Joie
豚丼のぶたはげの左にある“洋食 プチジョア”。Petit joieはフランス語で「小さな喜び」の意味で地元の食材を気軽に洋食で楽しんでもらい喜んでもらいたいと想いつけた名前なんだそう。メニューの中で最も目を引くのは白いオムライス。このオムライスで使用されている卵は音更町の竹内養鶏場のこだわり卵「米艶」。北海道産の飼料を99.8%使用して育てている鳥が産んだ卵で淡黄色の卵黄が特徴的。飼料に北海道米や、釧路産の魚粉を多く食べている為、卵の味は濃厚なコクを感じられて絶品。オムライスだけではなく、ドリアなどのメニューもあるので好みに合わせて選べるのが魅力。
インデアン
2024年2月6日に新規出店した“カレーショップ インデアン”。前の店舗“和の実 榊”の跡地に入りました。このインデアンは帯広市民であれば知らない人はいないといっても過言ではないほど有名なカレー屋さん。私自身も帯広を訪れるときは必ず一回以上は食べるほど。そんな帯広のソールフードが道の駅で味わえるようになったのは朗報です。どのカレーも美味しく何度もリピートをしてしまう同じくソウルフードの豚丼と同じ魔力が…。個人的にはエビ・カツ・シーフードの3種類がオススメですが、どれを選んでも美味しいのでオススメ。
農産物等販売所 なつぞら市場
道の駅左側の入口を入ってすぐの“農産物等販売所 なつぞら市場”。地元の農畜産物などが豊富に並び、新鮮な野菜なども並んでおり訪れると毎回必ずフルーツ・野菜などを購入してしまいます。お店は結構広く、特産品として酪農及び農業の王国でもある十勝を代表したような牛肉と野菜を使用したカレーなど美味しいものが必ず見つかるはず。
(2023年9月末閉店)和の実 榊
2023年9月30日をもって閉店し、2024年2月6日をもって現在カレーショップ インデアンとなりました。
洋食 Petit Joieの左にあるお店“和の実 榊”。道の駅左側の入口を入り奥の突き当り迄進んだところにあるレストランです。ここは道の駅おとふけのレストランの中でも特別。他の店舗では各店舗前にあるテーブルで飲食を行う、いわゆるフードコートタイプであるのに対して、こちらは唯一壁で仕切られた空間のあるレストラン。ゆったりお食事をしたい人にオススメ。1日50食限定の“とかち小鉢御膳”は小鉢に様々な地場の美味しいものが入っており様々なものを味わうのに最適。そんな美味しいものの中で、私個人のオススメは十勝牛カツ御膳。初めて訪れた時は既に完売するほどの人気ぶり。用意されたレアの牛カツを鉄板の上で焼き、塩など3種類の味をお好みでつけて食べることができます。酪農王国十勝を味わえる一品です。
道の駅併設施設
モニュメント OTOFUKE
道の駅の左側、後ろになつぞらエリアが見える場所にあるモニュメント“OTOFUKE”。文字の隣には音更大袖振大豆のキャラクター“おおそでくん”もいるため写真スポットとしておすすめです。バイクと一緒に撮ってらっしゃる方なども見かける場所です。夜はライトアップされるので昼の景色と少し違った楽しみ方ができるのが個人的に好きなポイントです。
なつぞらエリア
2019年4月1日から9月28日までNHK放送された連続テレビ小説「なつぞら」の十勝編で登場していた柴田家の母屋・牛舎・サイロや雪月を模した建物が建つエリア。赤い屋根の柴田家の母屋の中には入口のみ入ることができますが、その隣の牛舎は中に入ることができます。中では出演された方からのビデオメッセージや、実際に撮影で使われた小道具・台本などファンなら垂涎のものが大切に保管されています。主人公がアニメーターとして座っていた机も展示されているので絶対に訪れておきたいところです。また要所要所でドラマ内で登場した雪月の建物はドラマで見たままお菓子・お菓子の型など展示されています。また雪月の一部を利用してグッズなども販売しているので気になる方は是非。
※なつぞらエリアは冬季休業しています
ドッグラン
こちらは道の駅の建物から北側(道の駅右手側から後ろの方)に少し歩き、駐車場を出て道路を挟んだところにある、なつぞら公園の一角にあるドックラン。道の駅の敷地とは少し離れているので紹介するか悩みましたが、折角のエリアなので記載しています。こちらの公園は道の駅が2022年にできた後も工事を続けており2023年後半ごろに完成した公園。結構広いのでのびのびと走り回ることができると思います。
※冬季は芝生養生などの関係から休業
オススメグルメ / お土産
オススメグルメ
個人的なオススメグルメは、豚丼のぶたはげの“豚丼”とインデアンの“カレー”。正直に言えば、飲食店が並ぶ「なつぞらダイニング」に入っている飲食店どこも特徴があって本当に美味しいので選べないです。
個人的には2023年9月末に閉店した“和の実 榊”の十勝牛カツ御膳(下記写真)が一押しだったんですが…閉店してしまって残念です。
オススメのお土産
オススメのお土産は、十勝ならではの美味しい野菜・畜産物を使用したカレーやぜんざいなど。本当にいろいろな種類があるので選ぶのも楽しい。もしお菓子のお土産がよい場合は、道の駅の隣に連続ドラマ「なつぞら」で雪月のモデルになったのではないかといわれている柳月があるので歩いて買いに行くのもオススメ。
最寄りの買い物施設
道の駅から約2㎞のところにセイコーマート 緑陽店があります。また、セイコーマート以外だとセブンイレブンが比較的音更の街中で見かけるので行きやすいと思います。もしスーパーに行きたい場合は、マックスバリュ音更店・フクハラなどが約5kmあるので圏内にあります。
スタンプラリー
スタンプデザイン
スタンプ押印可能時間 | 開館時間に同じ ※休館日は押せません 9:00〜19:00 |
スタンプの置いてある場所
道の駅右手側総合案内所前
道の駅右手側の入口を入り、美味しいパンが多く並ぶ “みちます”と“茶屋 Green”の間にある通路へと右折します。すると左手に総合案内所があり、その反対側に道の駅スタンプが壁沿いに設置されています。上記写真の赤い囲いの所です。こちらのスタンプは機械式のスタンプとなっており綺麗に押すことができるのでオススメ。
道の駅右手24時間トイレ前
道の駅の建物を一番右側迄進んだところにある24時間トイレの入口を入って正面の一番奥の所に道の駅のスタンプが設置されています。(上記写真赤い囲い部分)こちらのスタンプは昔ながらのハンコ式。道の駅内のスタンプともそんなに離れていないので機械式か、ハンコ式がいいか好みで選べるのもよいポイント。
近くの観光地 / 道の駅
周辺の観光地
最寄りの道の駅
( 北 ) 道の駅 ピア21しほろ(21km)
( 北 ) 道の駅 かみしほろ(32km)
(北東) 道の駅 しほろ温泉(34km)
(北東) 道の駅 ステラ★ほんべつ(47km)
(南東) 道の駅 ガーデンスパ十勝川温泉(14km)
(北西) 道の駅 しかおい(26km)
(北西) 道の駅 うりまく(33km)
ちょっとした豆知識コーナー
位置と交通
地名の語源
歴史
2022年4月に現在の位置“河東郡音更町なつぞら2番地”へと移転しリニューアルオープン。1996年4月から2022年3月までの“北海道河東郡音更町木野大通西19丁目5”にあった施設は現在は閉鎖しました。移転に伴って施設も非常に大きくなり、より魅力のある道の駅へと進化。
また道の駅のある音更町は北海道内の町村の中で最も人口が多い町。2番目に多い七飯町より約1万5千人の差があるのが豆知識ポイント。