道の駅 上ノ国もんじゅを徹底解剖！景色・歴史を感じられる地【登録番号34番】

• 景色がきれいと感じた道の駅上位に良く選ばれる道の駅
• 15世紀に築かれた山城・19世紀前期のニシン御殿と歴史的に興味深い地
• 道内現存する中で最古の神社“上ノ國八幡宮”

函館市から松前町を通り江差町までつながっている国道228号沿いの高台に建つ道の駅 上ノ国もんじゅ。道の駅からは広大な日本海が広がり夕日が沈んでいく景色は言葉にならないほど綺麗。道の駅スタンプラリー完走者が選ぶ景色の綺麗な道の駅や、旅行雑誌などが集めたアンケートで上位に選ばれるのを景色を見れば納得できるはず。

また景色だけではなく上ノ国町は歴史的にも興味深い地。まず北海道といえば開拓使を思い浮かべる人も多いですが、それよりもずっと前に和人(本州から人)が最も早い段階で定住した場所とも言われています。それだけではなく、15世紀に築かれた山城“勝山館跡”を始めとして、北海道内現存する中で最古の神社“上ノ國八幡宮”・19世紀初頭に建てられた道内最古の民家“旧笹浪家住宅”など見どころたくさん。

観光地をお探しの方、車中泊旅、バイク旅、少し足を伸ばし立ち寄る方、皆様の参考になれば嬉しいです！

MAP CODE	807 791 625
住所	檜山郡上ノ国町字原歌3 ヒヤマグン カミノクニチョウ アザ ハラウタ3
標高	24ｍ
営業時間	文珠館（本館） 9：00～17：00 特産品販売所 9：00～17：00（4月～10月） 10：00～17：00（11月～3月） レストラン 11：00～15：00（LO14：30）
休館日	文珠館（本館） 年末年始（12月31日～1月5日） 特産品販売所、レストラン 年末年始※要問合せ 毎週月曜日（11月～3月） ※月曜が祝日の場合は翌平日
スタンプ押印可能時間	文珠館の開館時間に同じ ※年末年始の休館日は押せません
駐車可能台数	大型：3台　普通車：163（身障者用4）台
登録年月日	平成8年8月5日（1996年）【登録番号34】
併設施設
隣接/近隣観光地 等	旧笹浪家住宅 勝山舘跡 上ノ國八幡宮
最寄りの道の駅	(  北  )14km 江差  (  北  )31kmルート229元和台 (北東)23km あっさぶ  (  南  )53km 北前船 松前
公式HP	https://www.kaminokuni.com/
市観光サイト
ドッグラン	有

施設

道の駅施設内

外観

外観は角ばっており、灰色のコンクリート壁が印象的な道の駅 上ノ国もんじゅ。建物後ろに広がる空と、日本海に絶妙に調和し変に主張していないのが個人的に好きなポイント。天気の良い夕暮れに見ると壁が夕日に照らされてオレンジ色になるなど移り変わる様子が美しいです。景色がきれいだと感じた「道の駅」上位に選ばれているのも納得できます。一階は物産販売所、二階はレストランのシンプルな道の駅です。

グルメブティックもんじゅ(2階)

道の駅の入口をはいり正面に見える階段をのぼった２階にあるのが“グルメブティックもんじゅ”。道の駅が高台の海沿いに建っていることもあり窓からは美しい日本海を一望できるのがレストランの売り。もちろんメニューも上ノ国町のものを使用した絶品料理。ここの一押しはてっくい(ひらめ)を使用した天丼や、漬け丼。実際に私も食べてみましたが非常に美味しかったです。

道の駅併設施設

24時間トイレ

道の駅の建物から奥へと少し離れた位置にある上ノ国もんじゅ 屋外トイレ(24時間トイレ)。こちらも道の駅の建物と同じく角ばっており、灰色のコンクリート壁が印象的な建物です。

ドッグラン

一つ上の24時間トイレより少し奥、トイレより斜め後ろの一段下がったところにあるドッグラン“ワンちゃん広場”。広さはちゃんとあり、景色もきれいな日本海がみえます。夕方ごろにこのドックランから沈んでいく夕日が見れるのでワンちゃんと夕日を眺めてらっしゃる方を時々見かけます。

神の道(かんのみち)

龍燈伝説(龍神伝説)の元となった“神の道”。北海道100の道に選ばれるなど神秘的な場所です。道の駅の建物後ろにある国松明日香氏のモニュメントなどを見つつ進んでいく途中途中に看板が立っているので迷うことはないと思います。とはいえ、鳥居などを見るためには階段を下りていく必要があり、降り口には警告が…。高台にある道の駅から海のそばまで下りるため体力に心配のある方は御注意を。とはいえ、夕方などに訪れると沈んでいく夕日がきれいに見え、とても神秘的かつ綺麗などでオススメポイント。

国松明日香作モニュメント

北海道を代表する彫刻家 國松明日香の“風の門(1991)”。ここ上ノ国 もんじゅでは国松氏の作品が2つ展示されている。一つは、道の駅へ入る駐車場の入口近くに“風の門”。二つ目は、道の駅の建物裏にあるものが“風の王(1991)”。国松氏は北海道小樽に生まれ鉄を題材(使用)した作品が特徴的。札幌ドームや、札幌駅直結のJRタワーホテル日航札幌１階などを始めとして公共施設などにも作品を見ることができる。道の駅でみられるのは恐らく上ノ国もんじゅだけと思うので是非訪れたら見ておきたいポイント。